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中国製造業PMI、11月は50.0に低下 2年超ぶりに拡大止まる
2018年11月30日(金)12時16分
[北京 30日 ロイター] - 中国国家統計局が30日に発表した11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.0と、市場予想の50.2を下回り、2年超ぶりに拡大が止まった。
10月は50.2だった。
PMIは50が業況改善・悪化の分かれ目となる。50は「中立水準」であり、月間ベースで拡大も縮小もしていないことを意味する。
11月のPMIでは、国内外の新規受注の不振が鮮明になった。
生産指数は52から51.9に低下した。将来の生産活動のバロメーターとされる新規受注指数は、50.8から50.4に低下した。
新規輸出受注指数は47で、10月の46.9から小幅ながら上昇したが、6カ月連続で50を割り込んだ。
中国の製造業者の輸入注文指数は47.6から47.1に低下。引き続き縮小していることが示され、弱い内需を反映する内容だった。
11月の非製造業PMIは53.4と、10月の53.9から低下したが、節目の50は上回った。
製造業と非製造業を合わせた総合PMIも10月の53.1から52.8に低下した。
*内容を追加しました。
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